SF映画が好きな元祖せりとも(@seri_tomo)でーす☆
↑
前回の記事で導入したことを書きました、史上最高画質の液晶テレビZ9Dでまず何を鑑賞しようかな~と考えました。
こけらおとしは映画『レディ・プレイヤー1』にしました♪
これは日本でも話題・ヒットしたスピルバーグ監督の最新作で、4K ULTRA HD(UHD)はドルビービジョンで収録されていることもあっておあつらえ向きだと思ったんですね^^
この記事では映画の感想にも触れますが、ネタバレはしていませんのでご安心ください。
ただ、◯◯◯◯が出てきますよというような、この映画の宣伝を見ていれば誰でも知っているようなことには触れないとレビューにならないのでそれぐらいは書いております。
目次(読みたい所まで飛ばせます)→
画質自体は元々良くない(高画質感を感じない)映画だった
まず、4K ULTRA HDソフト(UHD)にて2Dで鑑賞しました。
※UHDは3Dには対応しないメディアです。
というのが僕の感想でした。
この映画ってVRを使ったバーチャル空間でのゲームの世界を描いているので、映画の映像もCGだらけなんです。
で、この手のCG満載映画って元々の作品の解像度も4Kではなくて2Kで制作されています。
なぜかと言うと、4KでCGを作ると2K(フルHD)の約4倍の画素数が必要なため、コストも手間も簡単に言うと4倍もかかってしまうからです…。
そんなにコストや手間をかけていられないという事で、映画監督のレジェンドであるスピちゃんの映画でさえも、調べたらこの作品も2K制作されておりました。
この映画の中では現実世界のパート(実写の人間が出てくる)ももちろんあるのですが、その実写映像部分もスピちゃんの演出意図によりくすんだ色合いになってるんですよ。
銀残し、まではいきませんがかなり退色した色合いです。
そして、実写部分の画質も元々あまり良くないです。
ですので、あまりUHDの恩恵も無い作品でした。
やっぱり映像ドキュメンタリーの『宮古島』とか、撮影監督が超こだわりの人物で最初から6Kで作りましたっていうような映画『レヴェナント』のような作品じゃないと4K UHDの恩恵を感じられないですね。
それか、かなり昔の映画でリマスタリングされてとても綺麗になったものとかじゃないと。
最新作で元々画質重視で制作されていない作品だと、ブルーレイソフトで観るのとほとんど大差無いです。
それでもブルーレイよりはUHDの方が画質は若干良いと感じた
最初こうしてUHDで本編を全て観てみたあとに、通常ブルーレイでも本編を再生し、要所要所を観てみました。
ブルーレイも全然キレイで大差無いじゃないかとも思ったのですが、UHDと比べると微々たる物足りなさも感じました。
これは、ブルーレイのソフトの仕様によるものが感じられたのかなと。
ブルーレイはUHDよりも転送レートが少ないです。情報量が少ない。
んで、このブルーレイ(2D本編)の方には、映画本編と同じくらいの約2時間もの特典映像が入っちゃっているのです。
ということは、タダでさえUHDよりも情報が入らない器に映画2本分の映像を詰め込んじゃってるので、それはどうしたって画質低下の原因になります。
なので、それが感じられたということですが、じゃあブルーレイが汚いかと言ったら決してそんなことはなく、本当に大差無いぐらいのレベルなので、変わらないです。
映画の内容はたくさんのキャラが出てくるお祭り状態を楽しむもの
映画は未来を描いているのですがある部分では非常に荒廃しており、人間みんなが苦しい現実から目をそむけるためにバーチャル世界に逃げ込んでいるという世界観です。
僕が難病で出かけることができないからPSVRのバーチャルの世界に頼ってるという記事(この青文字をクリック!)を書きましたが、この映画も他人事ではないですね (^_^;)
映画の話は、とにかくガンダムやメカゴジラやAKIRAの金田のバイクが暴れ回るのを楽しむためのストーリー(笑)
いろんなネタを出すためのお祭り映画なのでそういうあらすじになっていて、悪役のセキュリティーがあんなガバガバでえぇのかいなとかツッコんじゃダメなんでしょうね (笑´∀`)
もう信じられないぐらいのありとあらゆるゲーム・映画・アニメ・特撮のネタが画面上に出てくるのですが、これはレジェンド監督スピちゃんだから権利取れたんだろうなぁと強く思わされる作品です。
この映画の原作で活躍しているウルトラマンの権利が当時取れなかったのは非常に残念でしたね。
当時は円谷プロが権利を手放しちゃってて(今は取り戻し済み)、ゴタついててそれでウルトラマンがこの映画で出せなかったんです。
だからガンダムがウルトラマンの役目を担ってしまって、戦う時間が…。
そうなんです、あれはそういう事なのです。
でもさ、ちゃんとウルトラマンが出てきてそれなら全員観客も理解出来ますけど、ガンダムでそれやられても理解出来ないじゃないですか (^0^;)
だから本当にお祭り騒ぎを楽しむ大味なストーリー展開なのです(笑)
謎解きの部分は、監督がスピちゃんなので未来のバーチャル版『インディ・ジョーンズ』という見方もできるかもしれませんね。
オタクが活躍して…というのがなんとなく『キック・アス』を彷彿とさせるような…。
『ピクセル』とか『シュガー・ラッシュ』という映画同様、ゲーム好きな人は観ておいて損はないでしょう。
ただ、今現在のゲームが好き! という人よりも、昔からのポップカルチャーを全部知っている人ほど楽しめる作りです。
それはこの映画が80年代ポップカルチャーが盛りだくさんの内容になっているからなんですよね。
僕のようなテクノ好きなら有名な曲である、ニューオーダーのブルーマンデーも劇中でかかります。
なので、若い人向けに作られている映画作品ですが、80年代が青春だったって人が最も「おぉっ!」となる映画でもあります。
映画の話はシリアスな部分もあって、前述したようなバーチャルにしか逃げ場のない悲惨な未来や、ゲームに課金して身を落とす人もいる重い部分も描かれています。
また、最後は観客に判断を委ねる要素もありますね。
スピちゃんはこの映画で訴えたいことは、それは監督自身が語ってしまうと全員そういう目で作品を観てしまうので言及しないと特典映像で語っていました。
思いっきりゲームやバーチャルの世界の話なので、そういうジャンルに全く興味が無い人にはちょっと分からない映画かもしれませんね。
だって、『イースター・エッグ』と言われてもゲームに縁がない人は復活祭の卵だと思うかも~?
そういうゲーム的な専門用語や独自のアイテムの説明がセリフで多い映画なので、字幕で観るよりも断然日本語吹き替えで鑑賞することをオススメします!
日本語吹き替えの方が、字幕ではしょられたセリフが全部翻訳されていて詳しく理解できるのです^^
『レディ・プレイヤー1』は3Dで鑑賞するのが相性バツグン!
正直、4K UHDやドルビービジョンの恩恵をあまり感じられない作りの作品でしたが、2回目に視聴する時に3Dブルーレイで観てみたところこれが最高でした \(^o^)/
もう何度も書いたとおり、この作品はVRをかぶってバーチャルの世界で戦う映画です。
3Dで鑑賞すると、そのバーチャルの映像と3D感が合う合う!!!
2Dで高画質を追求するのではなくて、3Dとして鑑賞するのが楽しい映画だったのですね~。
画質も色合いも、3Dメガネを使った3D鑑賞の方が濃くクッキリ見える作品でございました。謎です。
もうね、3Dで観た方が100倍楽しめます!
『レディ・プレイヤー1』は日本語吹き替えで3Dで観るのが正解だったのですね!
でも、自宅で3Dで鑑賞すること自体がマイナーだということで、ソフトはこうして今も最新映画でも3Dブルーレイが発売されていってるんですが、肝心のテレビが3D対応じゃないものばかり今は売ってるんですよね…。
僕が、
↑
この記事で書いたZ9Dを手に入れたのも、3Dも対応している最後の最高画質テレビだったからという理由も大きいです。
そうなんですよね… でも、一つ方法があります。
PS4とPS VRを使うと、PS4で3Dブルーレイを再生して、PSVRで3D映像を鑑賞することが出来るのです!
しかもこの映画は主人公たちがVRをかぶって活躍する話なので、PS VRでこの映画を観るとまるで自分がこの映画の主人公になったような気分で3D満載のバーチャル空間の疑似体験が出来ます!
PS VRがどれほど臨場感があるのかは僕のこの記事(この青文字をクリック!)にも書いていますので読んでみてくださいね☆
面白かったと思ったらぜひツイッターでの記事の拡散とフォロー、このブログをブックマークしてくださいね☆
これからもみなさんのお役に立つ面白い記事を書いていきますので、ぜひこのブログをブックマークしてくださいね☆
スマホやタブレットの人は、このブログをホーム画面に追加・ショートカットを作成すると、面白いアイコンが画面に表示されますよ^^
ツイッターでも更新情報や、色々なことを発信中です。フォロー(@seri_tomo)と記事の拡散(すぐ下の水色のツイッターボタンを押せば出来ます☆)大歓迎です♪
さて、次は何を書こうかしらね…。ネットは広大だわ。